どうもラプラスです。
有吉弘行さんが非常に占いを嫌っていたり、占いというものに対して嫌悪感を持っている人も多いと思います。
しかしこの風潮に対して僕は少し違和感があるので、そのあたりのところを話していこうと思います。
占いは基本的に当たらない
もしかしたら本物の未来が見える占い師はいるでしょうが、基本的には当たりません。
「あなたは結婚していい家庭を築くよ!」と占い師に言われたのに、バツ3になったなんてことがザラにあるわけです。
しかしこの状況になっても間違いと証明できないわけです。なぜならバツ3の状況から良い家庭を築く可能性があるから。
こういった感じで占いは当たるか当たらないか死ぬまで証明できないし、当たらなくても何も問題がないというわけです。
この状況では偽物の占い師が発生することは、ほぼ確実に起こります。
じゃあ占い師に価値がないかというとそういうわけではないです。
占い師の本当の価値
占い師の本当の価値は、コミュニケーションにあるのです。
誰にも相談できない悩みや、どうなるか分からない未来への不安、こういったものを占いで解決しているというわけです。
だから「占いは当たらないから、価値がない」というのは間違いです。
占い師に相談するのは、友達に相談することに近いわけです。
コミュニケーションをして、自分というものを肯定してもらい、明日につなげるという役割があります。
占い師の役割はメンタルケアに近い
占い師の役割というものはメンタルケアに近いところがあります。
精神科のようなものです。
こんなことを言うと、「精神科はちゃんとした医者なんだぞ。占い師と一緒にするな」とか言われそうですが、この批判はマジで的外れです。
精神科というものの実体を分かっていません。
精神科でもちゃんとしたところは良いですが、粗悪な精神科は本当にひどいです。
睡眠薬を処方し、うつ病の薬を何種類も処方していたりします。もちろんお金がかかるというのも確かですが、こんなに薬を混ぜて飲んでいると体がぶっ壊れます。
一方で、占い師はどうでしょう。
お客さんの話をしっかりと聞き、肯定してあげて、心をケアしようとしているわけです。
もちろん粗悪な占い師もいますが、薬を飲ませたりみたいなことはないわけです。こうなると占い師のほうがマシだと思いませんか?
そしてトップの占い師と、トップの精神科医が行っていることはほぼ同じだと思います。
先ほど言ったように、お客さんの心を救おうとしています。トップの占い師もトップの精神科医もお客さんとコミュニケーションし、心を救おうとしているのです。
占いなんて非科学的とか言っていたらお話にならないわけです。
占いを否定することは誰かを殺すかもしれない
生活がどうしようもなくて、しかもそれを改善する気力もない人というのは確実に存在します。
こういう人は藁にもすがる思いで占いに行きついていることが多いです。
この状況で「占いを信じるやつは馬鹿だ」とか言えますか?
子どもが交通事故にあって亡くなり、夫は不倫して離婚し、もはや誰にも頼れなくて生きる意味を見出せないみたいな人が、最後に占いという浮き輪をつかむわけです。
安直な占い否定は、この浮き輪に針を刺すことに近いです。
占いを安直に否定するということは、こういった窮地に追い込まれた人を殺してしまうかもしれません。
まとめ
今回は占いの本当の価値について解説してきました。
ちょっと脅すようなことも言いましたが、占い批判みたいなものにはある種の危険性を感じています。
占いの価値に気づき、もう少し寛容な社会になると良いなと思っています。
最後に付け加えておきますが、占いを僕が妄信しているからこの記事を書いているわけではないです。少し行き過ぎた占い批判が見受けられることが多いので、そういったものをなくせたら良いなと思って書いています。
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